人生応援

【45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気】は人生の処方箋

人生100年時代

40代はまだまだ道半ばです。

「生活のための仕事」ということはあれど、人生の時間=いのちを「したくないこと」に費やすのではなく、「やりたいこと」に使いたい!

実際に、40代半ばでブログ管理者なんちきは、「ずっとやりたかった仕事」に転職しました。

紫乃ママ
紫乃ママ
あなたの人生はあなたのものです!

心強い「言葉の処方箋」でタイムリーになんちきの背中を押してくれた『人生応援書籍』

【昼スナックのママが教える45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気】を紹介させていただきます!

「やりたくないことをやめる勇気」は人生の処方箋

なんちき
なんちき
帯に注目^^!「始めるのに遅すぎることはない。」

上記のジュリア・キャメロンさんの著書は、どちらかといえばリタイア後に続く人生を見つめなおすワークブック。

今回ご紹介する【45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気】は、まだまだ人生これから!の現役世代にむけたメッセージがつまっています。

 

本書 はじめに より

「スナックひきだし」の紫乃ママこと、木下紫乃と申します。

・・・スナックのママといいましたが「なんちゃってママ」です。私は2016年に「40代、50代のミドルシニア向けキャリア支援」を掲げて「ヒキダシ」という会社を設立しました。自分と同世代、つまり40代後半から50代が社会に出たときと比べると、今の世の中はあまりに大きく変貌してしまいました。同世代の仲間の多くが立ちすくんでしまったり、前に進むのをあきらめてしまったりしているように見えて、なんとかしたいと考えたんです。

・・・キャリアコーチングや企業研修を通して、ミドル世代の人たちが培ってきたその人らしい持ち味や強み、思いを引き出して、次の活躍の場を「自分で」見つけていく応援をしたい・・・その活動を始めて気づいたのは、「真面目な場」だけではなかなかうまくいかないということ。会社以外の場所で、もっとフラットに、気軽に、本音で話せる場所が必要だと。だから始めてみたのよ。「スナック」を。

表の場では出てこない「本音」を引き出す場としての「スナック」

紫乃ママは、「ヤドカリママ」として、麻布十番にあるご友人のバーを、週1回、昼間だけ借りて「スナックひきだし」と看板を掲げ3年半営業されました。

本書には、オーバー40歳の8人の働く女性たちとママの「背中を押す」会話、それぞれが「自分で」選択したその後が綴られています。

✓大きな企業の中で自分の存在価値を見失っている人

✓起業しているのに「自分には何もない」と思い込んでいる人

✓自分の居場所はここではないとわかっているけれど、どうしていいかわからない人

「処方箋」としてそれぞれの相談事例に実際に行ったアドバイスとともに、紫乃ママ’s金言が紹介されている点が魅力です。

なんちき
なんちき
特に自分に響いた処方箋を一つ紹介します!

処方箋:例「会社を辞めた事を正解にしたい人」へ

●組織から「降りる練習」をはじめた裕子さん より

「一番やりたくないこと」は、このまま会社にいることだった。ここまで30年近く我慢してきたんだから、今、これだけ嫌ならやめてもいいのかなって思えたんですよね。それまでは「安定しているし」「管理職だし」とか、頭で考えたことばかりでした。紫乃さんに言われたのはもっと直観的、生理的に「嫌なことはやめたほうがいい」ってことだった。

なんちき
なんちき
年齢、ついている仕事や背景はもちろん違うのですが…自分の場合とシンクロする事例でした。

なんちきの場合

硬直化する組織、中間管理職として上司との関係に悩み、利益追求になじまない医療・福祉の世界で「数字」を追いかける矛盾…等々。

「管理職」としての安定した地位を捨てる不安はあったけれど、残りの人生の時間を不満を抱えながらこの組織で過ごすのは、「もったいない!」と勇気を出して退職を決めたのでした。

紫乃ママ
紫乃ママ
40代、50代になって、「やりたくない」「得意じゃない」とすでに分かり切っていることを、それでもなお続けてたりしない?しかも惰性で。

「自分がやらなかったら周りが困る」は思い込み

退職前後のゆれる気持ちの大半は、思い込みによる「責任感」でした。

退職後、思いがけずコロナ禍となり、申し訳ないような気持ちになることもありましたが、私が心配するまでもなく、組織は動いています。

紫乃ママ
紫乃ママ
「やりたくないこと」はやめて、「やりたいこと」で誰かに貢献するフェーズにシフトしよう

「会社を辞めた選択」を「正解」にできるのは自分だけ

なんちき
なんちき
転職後、正直泣いてしまうほど辛いこともあるのですが…「やりたいこと」で貢献しよう!と飛び込んだ道を「正解」にしていきたいと思って踏ん張っています(^^)

その他、本書には他にも3つの処方箋が、それぞれのリアルな人生相談と紫乃ママの金言とともに綴られています。

●会社に「報われない片思い」をする人への処方箋

●悩み多き真面目過ぎる人への処方箋

●会社に理不尽にフラれた人への処方箋

ミドルシニア世代、男女関係なく「処方箋」が、今を働く人に響きます。

実践「もうひと花咲かせるためのワークシート」

紫乃ママ
紫乃ママ
あなたの「恥ずかしい人生」が誰かの背中を押すかもしれない。

どこに出しても恥ずかしい人生を送ろう

派遣切り、離婚、妊活失敗…経験のすべてが財産

・・・失敗も成功も挫折も全部ひっくるめて経験がいっぱいある人生のほうが、紫乃ママ的は価値観では「豊かな人生」だと思う

自分という人間はこの世に一人

それぞれに経験してきたこと、向き不向きを実感していること、本当はやりたくないこと、やりたかったことがあるはずです。

処方箋を通して、「恥ずかしい人生」にこそ魅力あり!と背中を押してもらったところで、自分の可能性を広げるための、実践ワークがあるところが本書の魅力です。

<もうひと花さかせるためのワークシート>

●人間関係をメンテナンス「私の人生お助け人マップ」を書こう

●「人生やらかしちゃった曲線」を書こう

●脱・自己紹介で損する人生「二毛作目の名刺」を作ろう

紫乃ママ
紫乃ママ
20歳頃から現在までの自分の人生を振り返り、その浮き沈みを図にして「自分史」を作りましょう。

「人生やらかしちゃった曲線」にタグづけしてもらう実践ワーク

自分の「人生やらかしちゃった曲線」で自分史をつくった後は、それを3人以上の人の前で発表させてもらいます。

理想は、自分を含めて3~5人、お互いを知りすぎていない関係性、できるだけ経歴や職業が自分と似ていないタイプの人と集まって行うことで、自信がなかった判断軸がポジティブに浮き上がってきます。

「人生で大切にしたい価値観」を再確認することができる!

自分以外の人からのツッコミみを通して、自分が大事にしてきた価値観を3つの言葉にまとめるまでがワークの醍醐味。

書籍内では、作成例として紫乃ママの波乱万丈「人生やらかしちゃった曲線」を見せていただくことができます(^^)

自分自身は、価値観マップの作成をして、退職から転職へとチャレンジできました。

価値観マップとして「人生やらかしちゃった曲線」を作ってみるのもありと思います(^^)/

人生はいろいろあって尊い

昨年来の世界的なパンデミックの中、思うようにいかないことがそれぞれにあると思います。

本書は、45歳というミドルシニアに焦点をあてた書籍ではありますが、世代に関わらず、どの人にとっても唯一無二の人生を生きるヒントがつまっています。

自分自身、めぐまれた状況にあるということに感謝しつつ、一度きりの人生の時間、「やりたいこと」で貢献できることに注いでいきたいと思います。

【45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気】は、今こそ読んでほしい人生応援書籍です!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆