仕事(退職・転職)

【転職動機】になりうる『尊敬する先輩』の退職

大事件が起こりました。

なんちき
なんちき
尊敬する先輩の退職が決まりました( ;  ; )

職場唯一の作業療法士の先輩です。

仕事への姿勢も作業療法士としても、大事な存在、精神的柱でした。

今なら大丈夫。

そう思えるタイミングでご縁に導かれて新天地への転職を決められた。

止めることができるわけありません。

私自身、人生一度、ご縁に導かれて長年お世話になった職場を退職した経過もあり、先輩の人生にきた波、ご縁には是非乗ってもらいたいという思いではいてて…

しかし…存在が大きすぎて、週明けから最終出勤日までのカウントダウンで、これからの身の振り方を考えないといけないなと、そういう心境でおります。

1人の存在が転職まで考えさせるのはおかしいでしょうか?

否!!

なんちき
なんちき
職場に大事なのはやっぱり人です。

今の職場は、これまでの経験はある意味で「リセット」されて、ここで何年目が重視される職場です。

入職半年は試用期間。新人教育プログラム(最低限の訪問件数ノルマはありましてシフトを組む先輩方の苦労もセット)がきっちり組まれていて、半年でルーティン業務(記録、報告書、計画書等の書類業務)が一通りマスターできる形です。

私はまだまだ2年目に入ったばかりの、新人枠。

利用者さんの症状悪化にどう対応したら良いか、感情の吐き出しに振り回されても、「まだまだ仕方がない」と、経験ある管理職の方々からは一蹴される身です。

そんな職場に私が入ったのが、たまたま開所10年目の節目。

入った時点では予想もしていなかった働き方の変化が起こりました。

長年働いてこられた先輩方ほど「経営的」な会社の方向性とのずれが出てきたのか、ともかく管理者が「3年経ったら辞めない」と自負し、定着していたはずの先輩方の休職、退職が続いていました。

今回の先輩の場合は、先輩の人生にとって幸せに向かう選択なのだから快く送り出すほかありません。

しかし、作業療法士が私1人となってしまうことの不安は大きい。

利用者さんとの対話は興味深く毎日夢中ではあります。

基本の業務に看護師と作業療法士に何の違いもない、今の職場ならではの働きかた、まず3年は「型通り」の中で、ともかく仕事を覚えることに1年を費やしての2年目。

作業療法士は、「訪問看護」制度上の縛りがここ数年で強くなってきました。

一方で週3回までなら看護師と同じ点数がついて、それでいて給与水準は下げられる。そして比較的採用しやすい。

している仕事が「訪問看護」なのですから、「作業療法」するのではない。

自明のことですが、「看護師でないあなたは何をするのか」と問われた時、作業療法士だからのプラスを出せているか?これでいいのか?という悩みは尽きません。

作業療法士ならではの視点が、先輩のようにはまだまだ出せていない(自然発生的には出てるかな?)という悩ましい現状です。

作業療法士だからの悩みは看護師さんには伝わりません(当たり前)。

あーーー、不安だ。

職場の「型」が一通り身についたとされる3年…

「石の上にも三年」は、今の所、踏ん張ろうとは考えております。

慣れ親しんだ介護現場には、戻れない事情もありまして…、情けのないことにここ3ヶ月ほど「五十肩」に悩まされておりまして、左腕が肩より上に挙がりません…orz

なので、今の対話ベースの仕事スタイルで助かっているところもあるのでした。

さあ、明日からまた一週間。

今の職場での別れの最後のその日まで、1日1日を大切に過ごしたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆