猛暑が続いております。
毎日の自転車での訪問業務は…かなりハードです(まさかの出来事あり(・・;)。
今月もいろいろあったな~というわけで、
ともかく「無事に今、PC前にいる」ことの幸せを思いながらのこしておきたいと思います。
【備忘録】読んだ本<仕事関係>
●野の医者は笑う 心の治療とは何か/東畑開人さん
臨床心理士の東畑開人さんの著書は、児童養護施設勤務時に「居るのはつらいよ」を読んだのが初。
「居るのはつらいよ」の舞台も沖縄で、精神科デイケアでの経験を書かれたものだったのですが、同じ沖縄を舞台に、書かれた本が、「野の医者は笑う 心の治療とは何か」です。
西洋医学を現代科学の王道とするなら、対極にある民間療法が「スピリチュアル」「沖縄ヒーリングパラダイス」
ヒーラーの「治療」で「よくなった」と話すクライエントに出会い、なぜその人はよくなったのか?を医療人類学研究として、フィールドワークした記録です。
実を言うと、「居るのはつらいよ」に感銘を受けた後、図書館で予約。
一度取りに行けずに再予約してさらに1年待ち、2年越しに手にしました。
著者がまず会いに行ったのは、西洋医学を学び産婦人科医としてはまっとうに通常診療をされる、医師なのですが…
「心の病」を訴える人に対しては、シャーマン?化。
数代前の先祖に遡るカウンセリング的問いを立てられた後は…
と、焦点の合わない黒い瞳でつぶやきます。
語りがとにかく面白い(^^)
…野の医者の基本信念である「考え方が変われば、世界が変わる」という発想は、実は酢宗教由来だ。
…積極思考、ポジティブ・シンキング、あるいは光明思想、言い方は色々あるのだけれども、それは自分と世界が繋がっているという魔術的な考え方なのだ。
この発想が様々な形を取って、野の医者の治療文化を作ってきた。比較的古い時代には新宗教の形を取ってたし、少し時代が下ると人間性心理学や自己啓発セミナーという形を取る。さらにはネットワークビジネスやニューエイジ思想も、この考え方の一つだ。そして、現在ではそれがコーチングやNLP,ポジティブ心理学という形を取っている。
だから、「潜在意識」という言葉が、野の医者と臨床心理学を分かつ分水嶺なのだ。彼らは潜在意識という言葉を使って、神が心の奥底に棲んでいるという思想を知らず知らずのうちに表現している。野の医者がよく言う、「ありのままの私」「私らしい生き方」「本当の自分」とは、実は神様のように光輝く自分のことだ。宗教は心理学へと装いを変えたのである。野の医者は笑う 6章 マスターセラピストを追いかけてー潜在意識と紙神ついて より
そして、著者は「臨床心理学と野の医者はどう同じで、どこが違うのか」と問いを立て…臨床心理士としての研究と就活を繰り広げるノンフィクション!
●「組織のネコ」という働き方/仲山進也さん
健やかに仕事を遊ぶための全6章!
と、組織のネコ度チェックリストが裏表紙になっている本書は…好きな医療系YouTuberさんの一人である、Nバクさんおすすめの本。
私自身は、児童養護施設での挫折体験を経て、自分ができる形での貢献と、まさしく生活のためにも、在宅精神医療の現場で訪問の仕事に携わっておりますが…
「健やかに」が若干脅かされる職場環境におりますので、何かヒントが得られたらと手にとりました。
15年以上勤めた組織を、スパッと?退職した経過も振り返って、「自分に忠実」なネコ度が高い、自分が健やかに働くために、やれることをやっていこと、現在地を見直す機会になりました。
さらっと読める、今おすすめのビジネス書です。
【備忘録】心に残った出来事
●重度の方向音痴…ついに…
もう何度も西向きには走ってる住宅街を抜ける近道。同じ道を戻ることがどうも苦手で…でも、いくらなんでも、さっき通ってきた道。
2時間後に戻るができないわけないと、重度方向音痴の自分を顧みずに過信。
案の定、早く右折してしまって、もうちょっと進行方向左に行かないととわき見。
一秒後には標識に激突しておりました。
幸い、大したケガはなく、後遺症も今のところなく、自転車も廃車にならずに事なきを得ました。
●いつまでこの仕事できるかな?からの突然の挑戦!
なんで?突拍子もない思いつきの行動をとっているのか?
実は今から半年以上前、上司面談のがっかり感に加えて、尊敬する先輩の退職が続き、体力的にも、いつまでもこの仕事、この職場で続けられるか?と自問しておりました。
細々と積み上げている現資産でセミリタイア、全く別の仕事に挑戦はありかしら?という思考の流れで…
「不動産投資」について、ちょこっと考えてみた頃があり、区分マンションはなし、との結論に至った後も、好きなこと=家が好き=不動産に関係する仕事のことを学ぼという、単純な公式は頭の中で立ってまして…
一度、宅建士のテキスト&問題集を中古で手に入れて…やっぱり無理?かなり難しいぞ?と手放していたのです。
上述しました通り、10年以上自転車訪問業務をしていて、ついに初めて事故を起こしてしまった衝撃に加えて…
一昨日、今年度中に退職が決まっている先輩の他にも、この秋にも転職を考えている先輩が2人いることがわかりましたΣ(゚д゚lll)
…このままではこの職場持たないぞ…と肌で実感。
とにかく、何かしないと!行動あるのみ!と…
職場のためにすることは、ネコ的に自分なりには全力でしてますので…
「現実逃避」も兼ねて(^^;
2023年10月15日の宅建士資格試験に挑戦しようと思います。
あと2か月半です。
正直、間に合う気はしませんが、「自分の好きなこと」に、エネルギー注いでみたいと思います。
宅建士資格に2か月で挑戦!の勉強記事は、また追ってアップしたいと思います!
もちろん、仕事も「組織のネコ」として、ぼちぼちガンバリマスよー♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆