生活・雑記

【備忘録】読んだ本・心に残った出来事〜2024年1月

【備忘録】心に残った出来事〜元旦・忘れられない日になりました〜

2024年元旦16時10分…実家に年末から帰省していた妹と甥っ子達と息子と4人と初詣を済ませて自宅でホッと一息…ゆらゆらと横揺れ…随分長く感じました。関西で感じた揺れは,29年前の震災と同じくらい長かった。

「地震だ!」と思っても,体が動かず,その場でじっとしていて,帰宅して疲れて寝ていた息子が寝ぼけて起きてきて…

止まった,良かったとホッとしたものも,能登半島が大変なことになっているのニュースを見ながら,全く備えができていないことに今更慌てる,そんな状態でした。

年賀状仕舞いをして3年目。ぼちぼちとLINEの挨拶と思っていた,友人たちに呑気に「おめでとう」スタンプをする気持ちにもなれず。。。

家族分の備蓄,避難用のリュックの再確認。

…今,自分にできることは…

少しでも早く「当たり前の日常」が戻る日を願って,目の前の生活を大事に過ごすこと。

地震で揺れる中,政治の世界は裏金のことで揺れてましたが,庶民からは税金を隅々まで1円単位で巧妙に取っていくのに,議員さんは何千万,何百万「秘書任せで知りませんでした」が通っちゃう不条理。

そもそも地元中の地元が全く盛り上がっていない(オリジナルキャラクターが,めちゃくちゃ気色悪い>_<)2025カジノ万博,これにかけるお金,資材,人材を復興に充ててほしい。切なる地元民の願いです。

何にもいいことない万博で一緒に儲けようっていつの間にか大きな顔する「大企業」になった吉本の,万博アンバサダーダウンタウン松本氏のことも,大きな話題になっていますが…初手から最悪。謝罪一択(ヒカキンさん見習え)

そんなこんなで1月があっというまに過ぎ,現職場から去年7月以降,怒涛の退職ラッシュが12,1、2、3月と続く予定。

自分はどうする?今のところは、まだ勉強させてもらいたい、そう思っております。

組織は生き物。組織の節目の前後に自分は「たまたま」居合わせた。いいタイミングで働かせてもらってるなとつくづく思います。

大事なご縁で出会った本については、しっかりと勉強レビューをさせていただくとして^^;

【備忘録】今月読んだ本〜積読復活〜

⚫︎ふつうの相談/東畑開人さん

なんちき
なんちき
「居るのはつらいよ」でファンになった臨床心理士東畑さんの新刊。発売すぐに購入したのですが、全く関係のないプライベートのゴタゴタ(夫婦喧嘩)に巻き込まれ?積読になってました。

「ふつうの相談」とは…さまざまな現場で交わされている日常的な相談の風景。

日常に何気なく交わされる、利用者さんとスタッフ、利用者さん同士、スタッフ同士の対話。

聞いてもらって、とりあえず結論は出ずとも(本人の中での選択は決まっていることも多い)保留にして、時間に「解決」してもらうことは日常にありふれてる。

ふつうの相談…

それは心理療法の教科書や専門書には書かれていないけど、誰もが本当は実践している相談のことだ。

日々の臨床に溢れているのに、名前を与えられることもなく、その価値を見過ごされてきた対人援助のことだ。心理士のみならず、医師や看護師、教師やソーシャルワーカーなどすべての支援職、いやそれだけではなく、家族や同僚、友人達の間でも交わされる「ありふれたケア」のことである。

…ふつうの相談は専門性が失われ、素人性へと置き換えられていく汽水域に生息している。それは半端ものであり、素人臭い。ただし、この素人性をみくびってはいけない。専門性と素人性、それは心の臨床をめぐる根源的問題なのである。

ふつうの相談ー序論 形態・構造・位置ーより

なんちき
なんちき
「素人臭さ」をみくびってはいけない…相変わらず、表現がなんとも面白い。

『ふつうの相談を正当に評価できるような別の世界観を示したい』との語りに、膝を打ちながら、日々「素人臭さ」全開を半ば開き直って、自転車で訪問に回る自分を振り返ります。

現場臨床と学術研究をつなぐ「ふつうの相談」は、さまざまな事情ゆえに、離職率の高い、常に人材不足と葛藤する、医療福祉現場の残された一スタッフに響く、今の自分にとって、積読復活すべき本でした。

人と人がつながること、人が人を支えること。これがふつうのこと相談の根源で響いている。

本書の最終章は、カウンセリング中断に落ち込む新米心理士宛の手紙として書かれたエッセイ集になっています。

失敗から学ぶために必要なのは苛烈な追及ではなく、安全な孤独だ。つまり、見守られている中での孤独である。痛みを伴う現実と向き合うためには、誰かに支えられている必要がある。

「ふつうの相談」補遺ー中断十ヶ条 若き心理士への手紙ーより

自分は、決してもう若くはないのだけれど、まだまだ学びの途上。本書に支えられて、痛みを伴う現実と向き合っていこうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆