退職が数日後に近づき、先日、部門メンバー主催送別会も開いていただきました。
「すでに与えられてきたこと」に今更気づいて、ありがたくて(ノД`)・゜・。
残り数日、「できることしかできない」と肝に銘じつつ、職場を去る身として、見返りを求めてすることは何一つない^^
Giveの精神で「できることは全部しよう」という気持ちになりました。
一方で、15年以上働かせていただいた職場・・・いろんな意味で「お世話になった」の範囲が拡大、「ここまで挨拶や菓子折りいる?」「格好つけてどうするの?」という、いじわるな自分の声も聞こえて・・・(>_<)
という心と頭を整理すべく(^^;)
【Giveについて】リベラルアーツ大学・両学長Youtube動画から学び( ..)φ
自然と湧き上がってきているこの思いと見返りを求めることの違いは何か?大ベストセラー「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代」の著者アダム・グラント氏のTED動画の紹介も含め、まとめてみました!
この記事を読んでいただきたい方
〇Giveの精神「与える」って上から目線?と抵抗を持っている方
〇Giveが良いのはわかるけど「見返りを求めてしまう」自分に悩んでいる方
〇あなたは「Giver」か「Taker」か?TEDプレゼンについて知りたい方
【Giveの精神】とは?

「Give&Give」「Giveの精神」が、成功法則として語られるようになって久しいですが、ビジネス界で語られる場合には、そこに感謝や見返りを求める「胡散臭さ」が垣間見えることもあって、これまでは少し引いてみておりました。
「Give=与える」って上から目線?
実際には「Give」という英語を日本語に訳してしまった瞬間、上下関係が生まれてしまう矛盾が生じているだけで、本来の英語に上下のニュアンスはないそうです^^;
てな具合に、ひねくれた考えをしていた筆者です(+_+)
本来「Giveの精神」は・・・
〇ごく自然に湧き上がる感謝の気持ち
〇何か自分にできることはないかという役立ちたいという気持ち
=心と体が自然に動くものであってほしい
それならば、心の引っ掛かりは取れる気がするのです。
「Give&Take」の意味
「Give&Take」というと「損得勘定」や「見返り」ありきの考え方のようで、お返しが義務化している、お歳暮やお中元、誕生日プレゼントのような、形式的な関係性に思えます。
「まずは与えよ、さらば与えられん」は、新約聖書の有名な一節ですが、(なんちき^^)解釈では「先にGiveしたら与えられる=Take」という、「Give&Take」の意味として捉えていました。
Giveしたから〇〇という一方向では・・・
「こんなにしてあげたのに」と、感謝されないことにがっかりする、見返りを求めてしまう「Give」であり、これが「胡散臭さ」につながってしまうところです。
また、世の中には「もらってラッキー♪してもらって当たり前」と考える人も一定数いることは事実であり、見返りを求めようとは思っていなくても、当たり前に扱われては、「使役や奉仕」と変わらず、対等な関係が成立しません。
アダム・グランド氏の書籍「GIVE&TAKE「与える人」こそが成功する時代」についても、「Give&Take」という標題に、実は抵抗を感じて手をつけられずにおりました^^;
Giveには2種類ある
「大富豪に教わったGIVEしても成功する人としない人の違い/リベラルアーツ大学・両学長Youtube動画」にて、前出書籍「GIVE&TAKE」の紹介を含めて、Giveには2種類あるというところをとてもわかりやすく解説してくださっています!
長期的には「与える人:Giverが成功することは間違いない」だから、「まずは、与えよ」の精神が好き!で「成功の秘訣」と、最強のGiver両学長はおっしゃています。
ただし「自己犠牲型のGive」には要注意!
自分を犠牲にするGiveは、継続性がなく、結局は自分も相手も不幸にしてしまう危険があります。
自分は人に対してどのような生き方をしてきているか?ベースになる3つの性格特性から考えてみます。
1.奪う人=人から何をしてもらおうかと考える人「Taker」
2.与える人=人に何をしてあげようかと考える人「Giver」
3.帳尻を合わせる人=損得のバランスをとる人「Macher」
誰しもが奪う時と与える時を持ち、一方的に与え続けるわけではなく、時と場合で変わります。ただし、人との関係の持ち方としての性格特性ベースは3つのどれかに決まってくるそうです。
世の中でのそれぞれの比率は?
「Taker:Giver:Macher=19%:25%:56%」
あなたは、Taker?Giver?Macher?
なんちきは、Takerではありたくないと思っている、Macherであり、Giverを目指している人というところでしょうか^^;
それでは、この3者の中で誰が一番得をするのでしょうか?
成績、売り上げ、年収等々の大規模調査でわかったことは、あらゆる職種において、最低の成績を出している人も最高の成績を出している人もGiverだったそうです。
Takerは、いくら人当りが良くても、「ラッキー!」「もっとやってもらおう!」と、どんどん吸い取っていくばかり、もちろんTakerは成功者にはなりませんが、
Takerから搾り取られて消耗し最低の成績に陥るのが「自己犠牲型のGiver」なのです(>_<)
他人のことはもちろん大切にするけれど、何より自分のことも大切にできること
「WIN-WIN」の関係を築いて、成果を数倍にできるのが「成功するGiver」です(^^♪
ちなみに、Macherは与えられると返してくれる、Giverと「WIN-WIN」の関係をつくることができる人です。
小さなGIVEならいつでもできる
特別な知識や才能がなくても、小さなGiveならいつでもできます。
5分の親切でOK♪
例えば、自分から挨拶、ねぎらいの一言、人のいいところを見つけてほめるだけ等々、与えるというのは、高価な物やお金でなくても良いんです。
Giveはいつでもどこでもできる♪
そして、大事なことは「Takerには近づかない!」これに尽きる!ということなのですが、自分自身がTakerであることはないでしょうか^^?
人当りが良いことが多い「Takerの見抜き方」については、下記、アダム・グラント氏のTEDプレゼンでも解説してくださっています。
例えば、SNSアイコンが自撮りの自分の顔の人^^;らしいです。
10分ほどの動画、ユーモアを交え面白く語ってくださっています!
まとめ「まず与えよ、さらば与えられん」


「お世話になった」の範囲は限りなく広がり、退職・挨拶・お菓子でネット通販「楽天」にお世話になりました^^;(収集つかなくなっている一室とも今週末にはお別れ!)
直属の外回りメンバーには、それぞれを思い浮かべて、外回りに必須のタオルハンカチや疲れを癒すバスボブ…負担にならん範囲でとお店で選んで、ラッピングして、重くならないように一言メッセージを添えて(^^♪
あらためて【Giveの精神】が宿る人を目指して、自分の心と体にもGiveを忘れずに♪
Give&Give&Give=自分から周囲の人また自分へと幸せのループになる生き方と心得ました(*^-^*)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆
★あらためて学びたい書籍^^★