生活・雑記

【備忘録】読んだ本・心に残った出来事〜2024年4月

今月は、新しいスタッフを迎え、初心に帰ってまた自分なりにぼちぼちと頑張ろうとやっておりました←過去形??

はい、、、つい先日、かなり心身を揺らす出来事がありました。

まだ、整理がつかず、明日からの仕事には、一部蓋をしながら、淡々と何とかやろう、もう何十年も「援助職」やってきてるやんか。何とか体は動くはずと自分に言い聞かせております。

日曜日の夕方に、iPad持ちだしてショッピングモールのフードコートにおります。

今後の自分の働き方に大きく関わるであろう出来事については、また改めて振り返るとして、軽めに備忘録残しておこうと思います。

今月出会った本ー「大阪に来たらええやん」

一時期、不動産投資に興味を持ったことで、登録しているYouTubeチャンネル「楽待ち」チャンネルで出会いました。

久しぶりに食い入るように見た回でした。

大阪西成の不動産屋さんかつ「生活困窮者支援」NPO法人代表の坂本慎治さんの著書

なんちき
なんちき
住まいは「安心安全な暮らしの土台」日々の訪問でも実感します。

「大阪に来たらええやん」には批判もあります。
生活困窮者に「生活保護」を頼りに住まいを提供するということになった時、その税金は適正な使われ方なのかというものです。

本書には、生活保護行政の対応への憤り、実際の事例が挙げられています。
大阪やったら生活保護が容易く受けられるという印象を与えるような「心配」が批判につながっているかもしれません。

「今日、寝る場所の不安がない」
これは、誰もに当たり前に保障されるべきやと思うのでした。

心に残った出来事ー助けられた本

児童養護施設をたった7ヶ月で退職することになった自分に「足りなかったもの」を求める気持ちもあり、今の訪問の仕事につきました。

自分自身がなぜ「援助職」を選んだのか。

そして、長年勤めた職場を退職したあと、なぜ児童養護施設で働こうとしたのか。

それは満たされない自分自身の心を投影した行動なのかもしれない。

退職された先輩から勧められた書籍

⚫︎メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服

今月は、一生忘れないであろう、未だ放心しており、自分のとった行動をしっかりと振り返り整理するには、もう少し時間が必要な大きな出来事に遭遇しました。

「心に残った出来事」といつものテンションでとても書くことが難しい。

こんな時のために、もっとしっかりと学んで準備しておくべきでした。

ただ、自分には読み進めることそのものにエネルギーが必要で、正直いうと「避けて」おりました。

この部分だけでも読んでと言われた箇所を引用させていただきます。

…常日頃から自らの感情をメンタライズする習慣をつけましょう。自分自身の償いの感情,万能感,条件付き自己承認,心の蓋を開けられない憤り。外傷的育ちを生きる人と向き合う時,自分自身のそれらの感情が激しく動きます。難しい局面でこそ当事者の心だけでなく,あなた自身の心に光を当てましょう。そしてあなた自身が誰かにメンタライズされてください。同僚でもスーパーヴァイザーでも,家族でも良いでしょう。あなたが苦しみの中で心を黒い霧に覆われている時,自分ではない他者が自分の心に光を当ててくれようとすること,他者がその心の中に自分の心のジオラマを持ってくれようとしていることを感じ,信じられることがどれだけ大きな支えになるでしょうか。そうしてあなた自身が支えられる体験の中で,それが人を治す力になるということが実感できるのではないでしょうか。そして私がこの現場に携わって20年余り,この人にはとてもかなわないと思う働き人であった先輩や同僚が何人も心の病になりました。自分が壊れてしまう前に弱音を吐き助けを求めること,必要な時には目の前の任務よりあなた自身の心身の休養を優先すること。支援者のセルフメンテナンスは仕事であり責務です。特に働き手の少ないこの現場では大切な責務です。支えを持ち,プロフェッショナルとしての自分を大切にしながら,外傷的育ちに苦しむ人々をガイドするというこの重要な仕事の現場に息長く生き残りましょう。明日外傷的育ちの苦しみに気づくかもしれない人があなたと出会えるように。

「メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服」12.3 ガイド役自身にメンタライジングをより

 

先ほど、私の元気の道具箱…贔屓球団の逆転勝利の一報が入りまして^ ^

かなり、端折った形の今月の備忘録になりましたが、このあたりで締めて家路に付きたいと思います。

また、明日が当たり前に来る、幸せでありがたいことです。

来月もまた、ぼちぼちとまいりましょう☆