生活・雑記

【備忘録】読んだ本・心に残った出来事~2021年10月

今月から、毎月の備忘録として「読んだ本(読んでる途中、読もうと思った本)」、「心に残った出来事(言葉)」を記事にしていこうと思います。

昨年、読書ノートとして購入した「ほぼ日手帳デイフリー」に、今月刻まれた本は、5冊。そして読みかけ&積読本は20冊近くになっております(・・;)

面白そう!とネット注文でついで買いしたり、立ち寄った本屋さんでの出会いで購入した本が、消化しきれないままに日々が過ぎます。

YouTubeに費やしてる時間が多いのが原因なのですが、そのYouTubeで、とても素敵な言葉に出会うこともあり、決して無駄ではないのだよと記録に残しておきたい。

読書ノートは読了時につけますので、読みかけ、積読は増える一方…

なぜ、その本に興味をもったの?そんなこんなも残しておきたいなぁ。

なんちき
なんちき
というわけで、早々と過行く日々を【備忘録】として残しておきたいと思います(^^)

お時間がゆする限り、おつきあいいただければと思います。

【備忘録】読んだ本紹介

2021年10月20日『中秋の名月』

なんちき
なんちき
夜景を上手に取りたい!と新調したiphone13miniにて撮影…研究が必要です(・・;)

読んだ本「仕事関係」

やっぱり、それでいい。/細川貂々,水島広子

聴く力不足を何とかしたいと手に取った本。自分の判断を「わきに置く」を徹底!

これがなかなか、思った以上に難しいのですが…疲れない、癒しにつながる聴き方!是非とも身につけたい。

詳しい感想は、今月の人生応援書籍として紹介記事を書きました。

【やっぱり、それでいい。】癒しに変わる『聴く技術』【やっぱり、それでいい。】人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法の紹介です。傾聴が大事だと頭でわかっていても、つい答えを出さねばと思っている以上に話を聴けていない自覚があります。ポカポカした心で今に集中して聴くことでお互いの癒しになる。画期的な聴く技術が学べる実践の書です。...

精神科医が教える聴く技術/高橋和巳

こちらも、聴く力を身に着けたいと購入した本。

黙って聴く・賛成して聴く・感情を聴く・葛藤を聴く・自分の心を聴く

傾聴のそれぞれの段階に応じた技術、心構えについて、カウンセリングの実場面を通した解説がされており大変勉強になります。

なんちき
なんちき
まずは黙って聴く!3つの指針、4つの禁止事項を守るところからであります(・・;)

黙って聴くための三つの指針
クライエントが話し始めたら、
①絶対に、口を挟まないで、
②絶対に、質問しないで、
③絶対に、助言をしないで、
話し終わるまで、ただ静かに聴く。

黙って聴く、四つの禁止
①支持・承認の口を挟まない
相手の言っている内容に同意して「自分もそう思う」などと伝えない・
②復唱・繰り返し・要約をしない
相手の話のポイントをつかまえて、カウンセラーがそれについての言葉を返さない。
③明確化しない
クライアントが気づいていないことをカウンセラーが違う言葉に言い換えたり、要点を指摘しない。
④たとえ何か聴き取れないことがあっても、聞き返さない。

「とにかく、黙って何も言わずに聴きなさい」ということです。

精神科医が教える聴く技術/高橋和巳

なんちき
なんちき
繰り返し読んで、身に着けたいと思い電子書籍で購入!通勤道中のお供です(^^)

ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと/村上靖彦

こちらは、たまたまネット書店の関連書籍のおすすめとして出会った本。

著者の村上靖彦さんは、ケアの現場における、当事者、家族、医療従事者からの語りに注目する、現象学的な質的研究を専門とされている研究者です。

ケアとは病む人と共にある営みであって、治すことを試みることでは必ずしもない。むしろコミュニケーションを絶やさない努力だ。治療がもはや効力を持たなくなった場面においてもコミュニケーションは続く。

どこで死にたいか、病気になったときにどうしたいか、そんな話ばかりしなくてもいい。何が好きか、何を大切にしているか、決めなくてもいいからいっぱい話をしよう。

<小さな願い>は人生のかけがえのない価値である。日々の<小さな願い>の積み重ねがその人自身を形づくる。

ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと より

「弱さを肯定し、支える営み」がケアである。

より良い「支援」のために。現場から学ぶ、日々感じている大切なところを言葉にしてくれている本と感じました。

読んだ本「お楽しみ」

対岸の彼女/角田光代

さすが、角田さん(・・;)

女子の世界のリアル、独特の濃密な、それでいてあっけなく解散してしまうグループ、女の世界の生々しさを描かせたら天下一品です。

結婚するかしないか、専業主婦か兼業主婦か、子供がいるかいないか、比べて比べられる女子の世界。

同じ時代を生きる35歳の女性2人が主人公。2人が繋がっている今と、学生時代を交互に行き来する物語。引き込まれ、自分自身の学生時代を思い出し、そしてそこから約一回り年を経て思うところ、いろいろと考えさせられました。

一気読みまちがいなしの秋の夜長の一冊です。

はみだしの人類学 ともに生きる方法/松村圭一郎

 

大好きな児童書「守り人シリーズ」の著者である上野菜穂子さんが文化人類学者だということで「人類学」には前々から興味はありながら、専門書を読むまでには至っておりませんでした。

そんなところで、ひょいと出会った人類学入門書。

キーワードは「つながり」と「はみだし」

文化人類学は「異文化」を理解するための学問というよりも、異文化との出会いを通して、自分たちのことを理解しようとする学問である。

自分たちの知識や枠組みを相手におしつけず、相手と同じ場に身を置き、相手から学ぼうとする姿勢で「わたし」を開いておく。すると、その「つながり」はおのずと互いを変容っせていく。

はじめから「わたし」なんてひとりで存在しているわけではなくて、他者の存在によってやっとはじめてその姿をつかむことができる。たぶん私たちは子供のころからそうやって他者を「わたし」という存在の手がかりにしてきたのだ。

誰と出会うか、どんな場所に身をおくかで別の「わたし」が引き出される。

「わたし」は「わたし」だけでつくりあげるものではない。

どんな他者と出会うかが重要な鍵になる。

なんちき
なんちき
「他者」とは、直接出会う人だけに限らず本や映画、絵画などの作品も含まれる!

他者に導かれて変わっていく「わたし」

人類学、興味深いです。入門書として、子どもから大人までおすすめの一冊です。

【備忘録】心に残った日々の出来事

なんちき
なんちき
通勤道中、朝のお月様です。

YouTubeから「養老孟司さんとヤマザキマリさんの対談」

おすすめにて出会うべくして出会った養老孟司さん(^^)

飾らず淡々と時にユーモアを交えての哲学的な語りに引き込まれております。

中でも、今月は好きな作家さんの一人、ヤマザキマリさんとの対談動画が心に響きました。

なんちき
なんちき
前進至上主義、「世間体」という宗教…嫌だなと思いながら日々切迫感に追われてる気がします。

ヤマザキマリさんの語りが凛々しい。

人工尾ひれのイルカに興味を持った息子さんと一緒に沖縄に滞在されたときのエピソードが興味深いです。

ヤマザキマリさんと言えば、このコロナ禍に出会った書籍『たちどまって考える』

あらためて読み直してみようと思いました。

衆議院選挙に行ってきました

めでたく?初選挙権を得た子どもと一緒に近くの投票所へ

各政党の公約、小選挙区候補者、最高裁判官について全戸配布される新聞は数日、食卓近くに置くようにして、候補者や比例投票の政党については、子どもにも自主的に選んでもらいました。

いわゆる「無党派層」の我が家

ただし日々の会話で、今の政治に対しての親の考えは嫌でも伝わっちゃいますので、与党に入れることにはならないのであります(・・;)

そして、緊急事態宣言もあけたつかの間の緩やかな空気の中、久しぶりに外食を楽しみました\(^^)/

あっという間に、今年も残りあと2か月。

再就職先は来月で3か月目に突入!試用期間終了まで残り4か月。

こうやって、ブログを通して立ち止まって、過行く日々の足跡を残しながら、大事に「今」を生きていきたいと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました☆