チャレンジ

「おすすめ」が優秀すぎてソーシャルメディアが止まらない

※この記事は#3000文字チャレンジ企画に沿って、画像・装飾なし文章のみ約3000字で作成しました。

スクロールとともに、飛ばし読みで800文字/分で読んでいただいた場合、4分ほどで読むことができます。

すきま時間にお付き合いいただけると嬉しいです!

お題「中毒:ちゅうどく」

「中毒」と言えば・・・

●食中毒

●アルコール中毒

●ニコチン中毒

●薬物中毒

●ゲーム中毒

●ソーシャルメディア中毒…等々、

食べ物、ニコチン、薬物、アルコールの場合は、対象物が外部から体内に入ることにより、中毒症状、健康被害をもたらす、医学的治療対象となる「中毒」。

一方で、ゲーム中毒とソーシャルメディア中毒は、「インターネット依存症」として精神医学の治療対象の疾病とするかが論議され、2年前にWHO(世界保健機構)により「ゲーム障害」が国際疾病分類に位置付けられることになった、新しい「中毒」です。

単純に「1日〇時間以上使用している」というように、使用時間が依存症と判断する基準にはならず、あくまでも、学業の中断や家族とのコミュニケーションの断絶など、日常生活に重大な支障をきたしているかどうかが、治療対象となるかどうかの基準です。

「スマホを開けたら反射的にTwitterかYouTubeタップ!」

「あかん、完全に中毒やΣ( ̄ロ ̄lll)」という、自覚症状だけでは、病気とはいえませんのでご安心ください。

今や、生活必需品と言えるスマホ。

連絡手段としてだけではなく、ある時は地図に、キャッシュレス決済で財布代わりに、調べものに読書…と、一人に一台「ともにある暮らし」があたりまえの社会になりました。

加えて、2020年の世界的な「ステイホーム」「リモートワーク」の推進によって、インターネットと日常は常にリンクするようになり、芸能人の活躍の場すら、テレビからYouTubeにシフトしてきています。

つい先日のTwitterトレンド、「男子中学生の将来なりたい職業(ソニー生命調べ)」では、

1位:YouTuber

2位:eスポーツプレーヤー

3位:ゲームクリエーター

4位:ITエンジニア・プログラマー

5位:社長

トップ4をインターネット業界が独占!

 

「ちゅうどく」レベルで熱中できることを職業にしたい!と若者がリアルに憧れる時代の到来です。

世界中のありとあらゆるエンターテイメントがYouTubeに集合!

年齢、性別、趣味嗜好、価値観、時代を超えて、好みの映像に、いつでも、どこでもアクセスすることができる。

また、コメント欄にメッセージを自由に書き、憧れのYouTuberとつながることもできます。

もちろん、個人でチャンネルを開設し情報発信ができ、誰にでもYouTuberデビューのチャンスが開けています。

かつて、Amazonの「他の人はこの本も買ってます」にもびっくりしましたが、「あなたにおすすめ」機能により、興味の対象は程よく広がり、いつまでも飽きさせることなく、YouTubeを周回してしまう仕様になっています。

この、YouTubeのおすすめ機能が優秀すぎて感動した話(やっと本題^^;)!

つい先日、約30年ぶりに懐かしい記憶との再会を楽しみました。

自分の行動の「一番最初」が何だったのかは不明なのですが・・・

昨年ヒットしたドラマ「凪のお暇」のテーマ曲が「おすすめ」にあがってきました。

「こんな素朴な格好をした熟年のアーティストさんらが奏でておられたのだな~」とほのぼの、「お暇したーーーい!」と思いながらドラマを見ていたころを思い出しながら視聴。

演奏メンバーの中に、1990年に一世を風靡した「たま」のメンバーがおられることを知りました。

「いいね」をした次の機会には、きっちり「たま」のイカ天デビュー時の貴重な映像まとめがおすすめにアップされていて思わず視聴。

当時、友達には誰にも言わずに、こっそりと好きだった「たま」の音楽。

世紀末感漂うあやしい歌詞、独特のリズム♪

記憶の中の映像や音楽を、もう一度見ながら、あの時代を思い出す。

YouTubeならではの醍醐味です。

その後、最近の元「たま」メンバーさんの音楽活動をおいかけているうちに、新しいアーティストに出会えたり、その流れからか、また「おすすめ機能」のおかげで、応援したい今世代に出会えたり・・・

例えば、青葉市子さんや池田エライザさん等々…。

ひと昔前ならば、すれ違うこともかなわなかったステキなアーティストの音楽を楽しむことができる。

すごい時代になりました\(^^)/

<YouTubeちゅうどく化を促進するおすすめチャンネル>

●ビジネス系/教育系

ブログ、Twitterをはじめるきっかけになった両学長リベラルアーツ大学、他…

マコなり社長、キミアキ先生の起業酔話、長嶋修の「不動産経済の展開を読む」、高橋ダン(株式投資)、中田敦彦のYouTube大学、高須幹弥高須クリニック、サラタメさん、バフェット太郎の投資チャンネル、ヒトデせいやチャンネル等々。

簿記勉強:簿記系YouTuberふくしままさゆき、資格合格クレアール(過去問解説がわかりやすい)。

心理学系:精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル、名越康文TV。

●お笑い・娯楽系

中川家の生配信、すゑひろがりず局番(自粛直後、バイオハザード実況にめちゃめちゃはまってました(^^))、野球ファンなら片岡篤史チャンネルは外せません。

●日常系/ミニマリスト動画

「人の日常をのぞいてみたい」欲求がわいたときに見てしまいます。

モーニングルーティーン、中高年の一人暮らし、田舎暮らし。ただ、夕食を作って食べる、掃除をするだけの、なんでもない素朴な日常を見て、ほっとしたり共感したり。

●その他、筋トレ・ダイエット、料理、ギター、アコーディオンチャンネル等々。

ちなみに、YouTubeの「あなたにおすすめ」は過去の自分の検索結果をもとに、Google独自のアルゴリズムによるAIの選択で表示されています。

AIゆえに、たまに好みでない動画が「おすすめ」にあがってきてしまう場合があります。

その際、再生・検索履歴を削除すると「おすすめ」をリセットすることが可能です。

また、各YouTube動画「…」から「興味なし」を選択することで、表示させなくすることもできます。

視聴すればするほど、おすすめの機能はあがります。

ほんの数年前までなら、つけっぱなしのテレビでワイドショーを見てゴロゴロ、罪悪感でいっぱいになっていたかもしれません。

ところが今は、罪悪感はさておき、知的好奇心を満たしてくれる新しい知識に触れられて、自分次第で、勉強や生活に活かすことができます。

時には懐かしい音楽を楽しみ、新しい音楽に出会うこともできる。

困ったときに助けてもらうこともできてしまいます。

「ちゅうどく」不可避YouTube!

1日2時間まで(Twitterと合わせて3時間が目標)としているアプリ制限設定は、なかなか守れません(^^;

そこで、「仕事中はスマホに触らない」を在宅中も達成するためにタイムロックコンテナの活用を試みてみました。

タイムロックコンテナは、設定時間が終了しない限り、割って壊さなければ開きません。

急きょ外出予定ができてしまい、連絡手段としてスマホを持って出ないわけにはいかず、やむなくコンテナごと持ち出すはめになってしまったこともありました。

できるだけ自己コントロール力を鍛えるべく、「目に入るところに置かない」などの対処も併用しております。

以上、約30年前…秘密裏に好きだった「たま」に再会できたよろこびにまかせて、

「YouTubeおすすめ機能が優秀すぎて中毒やむなし」されど、上手につきあいたい!思いを書かせていただきました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆

#3000文字チャレンジ
key word :「中毒」
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