仕事(退職・転職)

【40代未経験職種への転職】試用期間無事終了ーここからが本番ー

年明けから未経験職種に転職。

年度末の今日、無事に3か月の試用期間が終了しました。

それなりの『覚悟』を決めて、してみたかった仕事にチャレンジしたのですが…

なんちき
なんちき
『覚悟』あまかったなぁ(ノД`)・゜・。

この歳になって、自分が情けなくて泣いてしまうことが、すでに数回。

想像していた以上に、子どもたちとの関係を築いていくことの難しさを実感しています。

その都度、同じく40代で復帰された経験のある先輩に励まされ、何とか踏ん張っているところです。

この記事は、40代で未経験職種に転職してからの日々を振り返る記事です。

【40代転職】新人なのに「おばちゃん」の利点は何?

子どもに好まれるのはやっぱり「若い」先生

赤ちゃん、幼児期から、子どもに人気なのは断然「若い先生」というのは、『保育士さんあるある』のようです(・・;)

ある程度覚悟はしていたものの…

新人で頼りないくせに、見た目が「おばちゃん」というわかりにくさがダメなのか…

「さえないおばさんである」ということを主な理由に、プラス個別の課題も反映されて、あからさまな拒否にあっております。

「料理下手」のコンプレックスも重なって、自分で自分を追い詰めてしまう状況にありまして、正直…しんどいです。

思えば最初の1か月、2か月は子どもたちからしても、「お客さん」状態だったのかな?

3か月目にさしかかるころから、拒否的態度があからさまになり、その他の子どもたちも、それぞれ、関係を試すような行動がみられるようになってきました。

なんちき
なんちき
「お客さん」から「共に暮らす人」に変化してきたということ。

「おばちゃん」であることの利点

新卒からの若いスタッフの多い職場の中で、異色の経験を持つ人材です。

子どもたちに不足しがちな、「さまざまな年代の大人との関わり」を期待されて配属されたのだと思います。

若くなろうとするのではなく(そもそも無理)、ありのまま、かざらず、社会経験、子育ての経験を活かして関わっていくことができるのが利点。

しかし、若干でも期待されていた?家事能力。

中でも一番大切かつ大変な「料理」に強烈な苦手意識があり、レシピのメモを何度も見返して、何とか時間に人数分を出せるようになったものの…

3か月たった今も、我が子を練習台に、最近は「春休みの昼食問題」と格闘中です。

✓すぐ食べてくれない

✓「いただきます」「ごちそうさま」が聞けない

✓そもそも、「まずい!」と強烈な拒否にあっている(1名だけですけどね)

我が家なら、「自分のために作ってくれただけで十分ありがたい」「すぐに食べなさい!」と一喝して終了なんですが、そうも簡単にはいかず、心折れまくりの日々。

いったん引き受けながら

どうしたら「あたりまえに感謝」できる人に育ってもらえるのか?

が問われているのだなぁと思います。

あまかった『覚悟』その意味

『覚悟』甘かったなぁ「その1」

●「低賃金」の現実

40代で未経験職種に転職するということは…

給与が半分になることも覚悟しなければならない。

これは、転職サイトなどにも書かれており、キャリアチェンジは、経済的側面からは決して甘くない選択であるということは『覚悟』していたつもりでした。

が・・・

なんちき
なんちき
20年前を思い出す給与明細にやっぱりショック受けましたΣ(゚д゚lll)

いくら自分が20年以上勤めてきた前職経験を活かすつもりでおり、広くは同じ福祉職種としての転職であっても、基本給提示の時点で、経験はほとんど給与に反映されないということは納得の上での転職でした。

社会保険料等を差し引いた後の手取り額は、想像以上に少ない。

一斉退職が度々話題になる、保育士待遇のあまりに厳しすぎる現実です。

これでは、志をもってこの仕事についた若い人材も続けきれない理由になってしまうと思わざるを得ないのでした。

宿直手当を含めても、失業手当として受け取っていた額よりも少ないんです(*_*)

転職してから度々、前職の夢を見たりなんかして…

「お金じゃない」「したいことさせてもらって幸せ!」と、納得しているはずなんですが…やっぱりショック受けております。

『覚悟』甘かったなぁ「その2」

●「子どもが好き」だけでは続けられない仕事である

どちらかと言えば、こちらの『覚悟』が甘かった。

そして、今、この『覚悟』を日々試されているなぁと実感しています。

様々な背景を持つ子どもたちです。

そして、社会に出る準備期間である思春期の子どもたちです。

大人を困らせてあたりまえ

そのことを、あらためて『覚悟』すること。

表面的に投げられる「言葉」や「態度」にいちいち傷ついている場合ではない。

子どもたちの課題と自分の至らなさを混同して涙している場合ではない。

『覚悟』じつは身近な仏教用語

仏教のなかでは、眠りからさめるという意味でも用いられますが、特に「まよいからさめ、さとりに至ること、真理をさとること」を指して使用されます。

日蓮宗ホームページより

なんちき
なんちき
肩肘はった『覚悟』ではなく、さとりに至るように、自分の時間・いのちを活かして関わっていきたいと思います。

また明日から『一期一会』を心がけて

さて、明日から4月です。

新しい年度のはじまり。子どもたちはそれぞれ新学年になり、新たな仲間も交えて暮らしをスタートさせていきます。

あたりまえの日々、暮らしを整える中で、それぞれの育ちをサポートしていく仕事。

ものすごく大変ですが、やりがいは他のどんな仕事とも比べられないものがあります。

『一期一会』を心掛けて

「この人に出会えてよかった」といつか思ってもらえる関わりができますように。

なんちき
なんちき
また明日からぼちぼちとまいります♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆