仕事(退職・転職)

【40代就活】ハロワを活用した理由と求職活動に役に立った本

 

11月最終週、8か月の『コロナ禍お暇生活』に、ついにピリオドを打つべく、第一希望求人に応募書類を送付しました!

その後、書類選考+適性検査(初体験(^^;)を乗り越えて、先日面接終了。

 

2日後に無事、内定の連絡をいただきました\(^^)/

 

新卒から20年以上、医療介護業界で働いてきました。

医療・福祉系への就職は、各職種ごとに就職エージェントからの就職が一般的です。

特に、看護・介護・保育系は求人数も多く、コロナ禍ではあっても「売り手市場」と言えるかもしれません。

本来なら、自分自身のキャリアにマッチした就職先を選択できるよう、資格特化エージェントを利用した方がいいのではないか?という意見もあるかと思います。

ですが今回、筆者は以下の2点の理由から、ハローワークを通して求職活動を行いました。

✔近隣で関連職種への「キャリアチェンジ」を考えていたこと

✔40歳オーバーのミドル世代であること

そして、十数年ぶりの求職活動には、もちろん相応の準備が必須です。

特に役立った書籍がこちら!

『それでも書類選考で落とされない履歴書 職務経歴書の書き方』

『適職の結論』

以上、2冊のご紹介と合わせて、中途採用求職活動の流れをお伝えします!

【この記事の内容】

●40代の就職活動にハローワークを活用した理由

●就職エージェントを利用しなかった理由

●求職活動に役に立った2冊

【再就職】ハローワークを活用した理由

求職活動実績「職業相談」の時間が活用できる

失業保険の受給要件として、4週間に「2回以上の積極的な求職活動実績が必要」となります。

求職活動実績はハローワークの職業相談のみでOK

ハローワークにある求人をこちらの意向に反してすすめてこられることは一切なく、「失業認定のための形式的な面談」で済ますことはいくらでも可能です。

コロナ禍で「履歴書添削・面接練習」などのハローワーク企画研修が中止となっている中、職業相談は通常運営。

「職を求める人が殺到していて順番待ち」というようなことは全くなく、求めれば相談に応じてもらえる状況でした。

筆者は8月から「介護支援専門員再研修」受講中であったため、職業相談時は・・・

なんちき
なんちき
ケアマネ再研修中です。

と伝えて、1、2分で終了(^^;ということもありました。

「職業相談」を積極的に活用するかは自分次第

ハローワークの求人検索はネット活用が可能かつ、近隣の職場を探しやすいという特徴があります。

また、職業相談は担当者・面談日時の予約が可能です。

筆者の場合、近隣希望職種の求人がハローワークから出ていることがわかった後、それまでの職業相談で何度か対応いただいていた、担当者に日時指定面談を申し込みました。

ハローワークの求人票には、法令順守を前提とした最低限の内容のみが記載されています。

例えば、「職務経歴書」は必要書類になっていない求人の場合、履歴書に職務内容を盛り込むか、あえて「職務経歴書」を添付してもよいか等々、基本的なアドバイスをいただくことができます。

履歴書、職務経歴書の添削もしていただきました。

時間を制限されることはなく、不安な気持ちを相談することができました。

※相談時間については、「十分時間をとってもらえない」という声も聞かれるので、地域による違いがある可能性があります。

その上で、相談した求人に対して、ハローワークを通して応募することを強要されることも全くありません。

せかされることなく、こちらが求めた時に適切に対応してもらえる

相性のよい担当者さんと出会えたならば、積極的活用はありだと思います。

就職エージェントを活用しなかった理由

なんちき
なんちき
40代以上の転職・就活者には「キャリアホライズン」さんの動画、おすすめです!

就職エージェントへの報酬は企業負担=ミドル以上は不利?

筆者は、前職場で採用にかかわっていた経験があります。

看護、介護は特に常時人手不足です。エージェントに報酬をお支払いしても人材がほしいという状況は確実にあります。

療法士についても、中途採用は、エージェント経由の応募が多くありました。

そこで、確実に「足枷」になっていたのは年齢です。

資格職が年齢分の経験年数を重ねている場合、想定年収が当然高くなります。

年収の20%~30%の成果報酬を、就職エージェントにお支払いすることになるため、正社員で40歳以上を採用するかは、かなり厳しい高い採用ハードルになっておりました。

エージェントに求人を出している職場はお金をかけていい人を採用しようとしているいい職場と言いますが…

医療福祉職場は、制度的に収入には上限があります。

そして、特定の資格職を必ず一定数配置しなければならず、人件費率が全経費の6割なら優秀。8、9割となる職場もざらにあります。

経営的に余裕がある職場は、ほぼ「ない」といえます。

だからこそ、各法人がインターネット上にホームページを設けて、独自の採用サイトを運営しています。

「ホームページを見ました!」の直施応募が何よりうれしい

これは間違いありません。

就職エージェントは「求職者」の味方ではない?

医療福祉系の資格ごとにエージェントがあり、ネットで求人検索をすると、まずメールや携帯番号などの登録画面になり、あっという間に登録完了です。

登録すれば、多数の非公開案件を見る事ができるとされており、メールで求人情報が頻繁に送られてきます。

資格があるということをありがたく思いつつ…

ある療法士界隈で有名なエージェントさんからは、入れ替わり立ち替わり、別々の担当者名で「転職検討時期はいつごろか、まず面談の日程を…」と携帯番号宛メールを頻回にいただきました。

都度、「相談したい場合はこちらから連絡させていただきます」と現状含めて返信をかえすのですが、まったく横に共有されていないようで、また別の担当者から同じ内容のメールがあったり…。

就職エージェントは、求職者を企業に就職させて報酬が得られる仕事であるということです。

求職者は大事な報酬の種。より多くの種を集めたい。

目線は、求職者よりも報酬を支払ってくれる側=企業側に向いているといえるかもしれません。

エージェントを味方にできるかは自分次第

ハローワークと同様、活用できるかは自分次第と言えます。

自身のキャリアの方向性をどこに定めているのか

給料の多さか、休日の多さか、職域の積み上げか

自分の中の軸をはっきりさせた上で利用すれば、職種に特化した相談に応じてもらえ、マッチした職場を提案してもらえる可能性は、資格特化エージェントの魅力と言えます。

転職・再就職におすすめの書籍

それでも書類選考で落とされない履歴書職務経歴書の書き方

なんちき
なんちき
10数年ぶりに履歴書を書きました(^^;

インターネット上に履歴書や職務経歴書の書き方などの紹介は、転職サイトに情報が沢山あります。

また、ハローワークでも冊子はいただいたのですが…

本書は、年齢、転職回数、ずっと非正規だった等々、さまざまな求職者の不安を踏まえて、自分の強みを言語化する「履歴書」「職務経歴書」をどのように作成すればよいか、求職者の悩みに寄り添っう、丁寧な構成となっています。

▶受かる履歴書・職務経歴書が書けるようになるコツが3つにまとめられている

▶各ポイントの文例が「悪い例」「良い例」と具体的に提示されている

▶「志望動機」「職務要約」を強みを活かしてまとめられるワークがある

最後に、送付状を添付するところまで、丁寧に図解があり、時々ほっと背中を押してくれる「愛あるメッセージ」も魅力です!

適職の結論ーキャリア系YouTuber Utsuさん近著ー

キャリア系YouTuber Utsuさんこと宇都宮隆二さんの著書です。

YouTubeで転職、面接などのワードで検索すると必ずヒットする、ちょっとこわもての実業家(^^;

ガンガンキャリアアップを目指す若者向けの動画かな?と遠慮していたのですが…

上記含めて、いくつか動画を拝見して、「人生と仕事に向き合う根本的な姿勢」を問う内容に心が動き本書を購入しました。

自分のなかに羅針盤を持て

適職のを見つける自分の価値基準とは結局のところ、一人の人間としてどう生きたいのかという「あり方」の問題なのです。

・何のために働くのか?

・その仕事を通じて、自分は世間に何をもたらしたいのか?

・自分にしかない強みとは何か?

『適職の結論』より抜粋

 

本書は、人生の羅針盤「価値観マップ」をつくろう!と発信されているリベ大・両学長の考えにも通じる、自分の中に軸を持つことの大切さを語りかけてくれます。

転職するかどうか、自分の仕事人生、今のままでいいかどうか、迷っている方に是非手に取ってもらいたいメッセージがつまっています。

誰でもいくつでも、今日が一番若い日です!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆